枕の選び方 と 使い方




                        梅田むつう整体院  荒尾 和秀

枕について、お話させていただきます。

いろいろな枕が出回ってますが、残念ながら、近頃は、むしろ悪い枕
が増えていると言ってもよいかもしれません。

というのは、素材の問題、形状の問題があるからです。
まず、素材ですが、化学繊維やスポンジなどよりも、天然素材のもの
がやはり身体はリラックスできるものなのです。





■ 素材について

 天然素材の中でも、お勧めは、綿のような柔らかい素材です。
そば殻も気持ちはいいのですが、枕に小さいとはいえ凸凹ができますが、
これが、軽い指圧効果がでてしまい、寝ているときでもずっと頭皮に刺激
を与えることになってしまうからです。
 人間の身体に刺激はあまり加えないほうが、実はいいのです。
刺激が加わると、どうしてもそれに対する反作用が身体の中で起こり、
緊張状態を引き起こすからなのです。

 枕の形状について

 形状については特に、要注意です。
近頃は、首の部分を支えるような盛り上がった枕がありますが、自然な
姿勢を妨げて悪影響さえ及ぼしかねません。 私の治療室にくる方で、
首の盛り上がった高価な枕を使っておられた方が、使い心地が悪くて
今は使っていないという方がよくいらっしゃいます。

 首のカーブは前彎があるほうがいいので、首を持ち上げるように作って
いる枕が多いのですが、物理的に押すのは、関節に負担をかけることに
なります。 こういう枕はもう20年以上も前からありますがここ最近、流行
っているようですね。

 首のみならず、背骨の部分や、足の土踏まずなど、身体の凹んでいる
部分というのは、実は、機能的に必要であるからこそ、凹んでいるわけ
なのです。身体は意味があって、理想的な状態を作っているのです。
 例えば、鼻の穴は下を向いています。もし、上向いていたらどうなる
でしょうか? 耳は、頭の両側にあって、音がどちらかが判別できます。
目は2つあるからこそ、遠近が分かるわけです。

 身体は、とてもよくできているということを認識することが大切です。
生命体として誕生して何億年もの進化を経ているということを理解しま
しょう。
 枕は、平らな、凹凸のない普通の形のものがいいのです。

 枕の高さ (上向きの場合)

 枕の使い方は、仰向き横向きでは違います

まず、仰向きのときに、自分のあった高さを知ることがとても大切です。
 枕の高さがあっていないと、首に負担をかけるばかりではなく、合わ
ない高さだと寝心地が悪いために寝相が悪くなってしまうからです。

正しい枕の高さは、自分で確認することができます。

まず、枕をして、仰向けに寝ます。
そのときに自分の顎に意識を集中します。
そして、顎が上がっているように感じたら、その枕は低すぎるのです。
逆に、顎が下がっているように感じたら、その枕は高すぎるのです。

自分で、顎が一番自然な高さになるのがいいわけです。
実は、枕が必要のない人が多いのです。 あるいは、バスタオルを
2つ折ぐらいにする程度でいい人も多いのです。

さて、あなたはどうでしょうか?是非、試してみてください。

 枕の高さ (横向きの場合)

 横向きに寝るときには、肩幅と、肩周りの筋肉によって頭と寝具との
間に高さができますので、高めの枕が必要となります。
そこで、仰向きのものとともに、自分で気持ちのいい高さの枕を別に
用意して置くのが良いでしょう。
 ちなみに、整体を受けて身体の歪みがなくなると仰向けに寝るのが
楽になり、横向きなって寝なくなる人が多くなるようです。

 よく眠れない人、目覚めの悪い人は、イネイトの低下が考えられます。
むつう整体をお受けになられると、イネイトの流れがよくなり、よい睡眠
がとれて目覚めのよい朝を迎えられるようになります。