知っておきたい健康情報


  1. 見直される粗食
  2. 砂糖の採りすぎに注意して!!


見直される粗食

(朝日新聞 平成13年10月31日より)



分づきのご飯に、味噌汁、漬け物を基本に、旬の野菜や魚を中心とした おかず・・・。伝統的な食生活を再評価しようという「粗食」がブームに なって久しい。社員食堂に取り入れる企業も増え幼稚園の給食にも出ている。

社員食堂で「もたれない、体が軽い」幼稚園にも


ある社員食堂の、その日の献立は、キビ入り七分づきご飯、油揚げと玉ねぎ、 ワカメの味噌汁、サケの南蛮漬け、小松菜のお浸し。後は好みで梅干しと たくあん。

禁煙を始めて「健康食」を1ヶ月続けているという Tさん(55)は、禁煙で つい食べ過ぎに。おなかが出てきたので、このメニューにしてますが、 体の調子も良くなったようです」。「最初は興味本位だった」という 女性社員にも「もたれない」「お腹の調子が良くなった」「身体が軽くなった」 と好評だ。

社員の健康管理の一環として、昨年10月から「健康食」を導入。味噌や醤油は 無添加、漬け物は有機野菜で無着色。冷凍の魚は使わない。砂糖は三温糖か、 黒砂糖だ。

新潟県の幼稚園でも、今年の1月から「粗食」に切り替えた。
5分づきのご飯に味噌汁。おかずは小魚やおから、切り干し大根など。 H教諭が説明する。「野菜を味噌汁に入れるとよく食べ、食べ残しも減った。 以前に比べ、かんしゃくを起す子も減ったような感じです。」

[風土にあった伝統食]

島田彰夫・神戸大教授(健康科学)の話
日本の伝統食が広がるのは喜ばしい。明治以来、欧米並みの体格を追求し、 食生活も欧米化させられてきたが、北緯50度の栄養学を日本に持ち込むこと 自体に無理があり、日本人の健康状態悪化の原因ともなった。飽食の時代を 経て、現代はすでに「崩食」。そんな中で昔は何を食べて元気だったのかと いう視点から、日本の風土と日本人の体に合った食生活を見直す動きに なったのだろう。

以上、朝日新聞記事の抜粋です。
海外、特に欧米では、日本食は健康食として評価が高まり定着しています。 何よりも、「粗食」を食べて来た日本人の平均寿命の高さが健康食であることの 証しだと思います。それに反して、食の欧米化が進んでから成人病が急激に 増えました。
是非、食事は「粗食」を心掛けましょう。それだけで、体調がかなり良くなる ことでしょう。




砂糖の採りすぎに注意して!!

(情報誌 アネモネより)



貴方は疲労感や身体のだるさに悩まされていませんか。
皮膚にトラブルがあったり、夜に熟睡出来なかったり、頭痛がひどかったり しませんか。風邪を引いてばかりいませんか。集中力がなかったり、イライラ しがちではありませんか。
もし、思い当たるところがあるとしたら、貴方は砂糖の摂りすぎで、 「砂糖病」を患っているのかもしれません。

◆ 砂糖がまねく低血糖症が増えている。

白砂糖は「空っぽのカロリー」だとよく言われます。生成過程ですべての ビタミン、ミネラル分などが除去された白砂糖は、純粋にカロリーという エネルギーしか持たないからです。 その上、白砂糖には、精製される過程で石灰や亜硫酸ガス、アンモニアなど 別種の化学薬品も添加されています。

こういった意味でも、白砂糖は食品でなく、ピュアな化学物質といった方が ふさわしいのかもしれません。 この化学物質、白砂糖は体内に入るとすばやく吸収され、血液中の血糖値を 急激に上昇させます。疲れた時に砂糖をなめると楽になった気がするのは、 この速効作用によるものなのです。

しかし、これは私たちの身体が持つ本来の消化吸収ペースを全く無視した ものです。 だから砂糖によって急激に血糖値が上昇すると、スピード違反に面食らって 大量に出されたインシュリンによって、今度は血糖値が逆に下がりすぎて 低血糖状態が発生します。 そして、この血糖値の乱高下が「低血糖症」と呼ばれる隠れた現代病を 引き起こしているのです。

◆ 白砂糖は体内のカルシウムやビタミン類を奪う。

白砂糖は、酸の結晶の様なものだとも言われています。だから砂糖を 摂りすぎると血液は酸過剰の状態に傾き、生体はそれを中和しようと、 体内の予備アルカリであるカルシウムを動員するのです。

ドイツの自然療法家ブラウフレは、「白砂糖は、灰盗だ」と早くから警告 していました。 白砂糖はまさに「カルシウム泥棒」なのです。だから砂糖を摂りすぎると 骨が弱くなるし虫歯も出来やすくなります。また、カルシウムには神経の 興奮作用を抑制する働きもあるので、カルシウムの欠乏によって神経過敏に なったり、やたらイライラする、ノイローゼになる、といった事態が 引き起こされる可能性もあります。

さらに、カルシウムが欠乏すると、腸のぜん動運動が弱くなるということも わかっています。ですから、最近、便秘症で悩んでいる人が多いのも砂糖病の 一つなのかもしれません。

◆ 砂糖の摂りすぎで胃腸の働きがにぶって、胃下垂に。

その上、甘い物の過食によってカルシウムが不足していれば、内臓の筋肉は 弾力性も失っています。 胃だけでなく、内臓全体が垂れ下がってきてしまうことにもなるわけです。 こうなると食べたもの飲んだものがいつまでも胃の中に残りなかなかはけて くれなくなってしまいます。

また、砂糖はアルコールと同様、口にして3分以内で血液中に入って血液を 酸性化し、その流れを悪くします。だから血液上浄化の役割を担う肝臓に 大きな負担をかけることになるのです。 一般に、世間では肝臓が悪いといえばアルコールのせいだと考える人が 多いのですが、実際には砂糖の摂りすぎによって肝臓を悪くしている人も 少なくないのです。

◆ 砂糖と皮膚病・鼻炎には密接な関係が・・・。

砂糖はほとんどの皮膚病を悪化させる要因になります。というのも前述した ように、砂糖は血液を酸性化して汚し、その流れを悪くするものだからです。 栄養分や酸素を運び、老廃物を運搬して排出するのが血液の役割。だから、 その仕事を妨害すれば、皮膚の新陳代謝が悪くなるのは当然の話なのです。

また、東洋医学の考え方では砂糖は「ゆるめる、広げる、冷やす」と言う性質が あるとされています。だから砂糖を摂りすぎると血液細胞をゆるめ、白血球や 血漿、リンパ液の本来の働きである抗菌作用を失わせてしまうのです。 つまり砂糖を摂りすぎると雑菌に負けやすく、化膿しやすい体質になって しまう訳です。

また、皮膚病だけでなく血液が汚れて循環が悪くなっていると、体は冷え、 鼻炎も起こりがちです。花粉症などのアレルギー鼻炎や慢性の鼻炎、 鼻づまりに悩んでいる人は、砂糖の摂りすぎを疑って見てください。

もちろん、砂糖に代わる人工甘味料にしても、また別の危険性があります。 例えば、サッカリンには発癌性の疑い。またアスパルテームには脳に障害を 起こす疑いがあり、ステビアには不妊を招いたり発癌性を持つものもあると いわれています。 若い女性に人気のある低カロリーの甘味料には、砂糖以上に注意する必要が あるかもしれません。

いずれにしても砂糖は知らないうちに摂りすぎてしまうもの。どうか気を つけていただきたいと思います。