
◎カイロプラクティック CHIROPRACTIC
米国のD.D.パーマーにより始められた手技による療法です。
ギリシャ語でカイロは手。プラクティックは技術という意味です。
現在、アメリカにはカイロプラクティック大学があり、卒業後、各州の試験を
経て、ドクトル・オブ・カイロプラクティックとして政府公認の医療家として
認められています。
しかし、日本では法制化はされていないのが現状です。
カイロプラクティックは、脊椎矯正療法ともいわれ、
背骨を矯正することで骨格の歪みを正すと共に、
骨格の歪みにより生じた神経の圧迫を解除して健康を取り戻すという考えに
よる治療法です。
ただ、カイロプラクティックと一言で言っても、
いろいろなテクニック(施術方法)があって、
その実際の治療法はテクニックによって様々です。
最も、多く見られるのが、
ディパーシファイド・テクニックといい
首や、背骨、腰を捩じったり、押圧によって矯正する最もスタンダードなテクニックです。
他には、ガンステッド、トムソン、ピアース、SOT、AK、
ローガンベーシック、ハーモニック、ホールインワン等
というカイロプラクティックのテクニックがあります。
さて、その効果について、皆さん知りたいと思われていることでしょう。
私の率直な見解は、施術を行なうカイロプラクターによっても効果は異なりますが、
むしろ、それ以上にテクニックによって治療効果は全く違ということです。
驚くほど違うのが現実です。
基本的に、背骨の矯正はあまり大きな効果を期待出来ません。
骨盤や頭蓋骨を矯正すると変化が出ますが、しかし、それ以上に、頚椎上部(頚椎1番・2番)の
調整が大きな素晴らしい効果を得ることが出来ます。
さらに、上部頚椎以外の矯正は残念ながら対症療法的な要素が発生し
イネイトの低下を招きます。
症状の軽減と、イネイト、生命力の向上とは比例しないのです。
ディバーシファイド、ピアース、仙骨療法と実際に臨床にあたってきましたが、
私の知識と経験では、Dr.B.J.パーマー博士が生み出したホールインワン
テクニックが最も素晴らしいカイロプラクティックであると思っております。
(ただ、難易度が高いために、あまり普及していないのと、この治療を確実に出来ていない
面があります)このパーマー博士の実績によってアメリカ政府がカイロプラクティック
を認めたのです。かつて、私がピアーステクニックの発案者、Dr.ピアースの
クリニックでインターンをしていた時に、Dr.ピアースが重病の患者さんには、
ピアース・テクニックではなくて、ホールインワンテクニックをしていたのが印象に残っています。
ちなみに、むつう整体・イネイト療法は、木村仁先生が、このホールインワン・
テクニックを基本に、鍼とホメオパシーの技術と理論を融合し研究改良して
創始された療法です。
B.J.パーマー博士 (1882〜1961)
カイロプラクティック創始者である、D.D.パーマー博士の息子。
世界にレントゲンが数台しかないときに、骨格の研究のために導入し、脊椎
温度計NCMを開発し科学的検証をカイロプラクティックに取り入れる。
研究に研究を重ね、ホールインワン・テクニックを生み出し、イネイト哲学を
確立する。
また、カイロプラクティック大学、病院を設立。米国政府にカイロプラクティック
を医療としての認めさせた。
その功績は偉大で、カイロプラクティック発展者として尊敬されている。
実は、カイロプラクティックは、このB.J.パーマー博士によって完成されて
いたと言える。
ただ、残念ながら日本での認知は浅く、カイロプラクターでも、名前は知って
いるもののその卓越した実績・実力はあまり知られていない。


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